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2003年11月以来のThe cooper temple clauseのライブの日がついにやってきた。外はあいにくのお天気で雨が振っている。それにものすごく寒い!!朝から、既にドキドキしている。今日は友達も一緒なのでとても心強い。Oxford tubeに乗って、今日のライブのあるOxfordまで行く。往復で£12。10分おきくらいに出ていて、しかも24時間運行。大体1時間半で連れて行ってくれるのだけど、この日は雨がとても激しく2時間くらいかかった。最初は2階の1番前に座ってはしゃいでいた私たちだけど、友達が寝てしまった。
Oxfordに着いて、とりあえず観光へ。もちろん大学で有名な町で、町自体が大学。学校はまさにハリーポッターの世界。しかし、正直私は上の空でした。だって、あと数時間でクーパーのライブでっせ。だんだん緊張してくる。私が緊張してどうするんだって感じですが。 夕方近くなってきたので、Cafeに入って腹ごしらえをする。でも寒さと緊張でのどを通らなかった。それから取りあえず一度venueに向かう事にする。今日のvenueはOxfordでは老舗のハコで、RadioheadがCreepのPVの撮影をしたところ、と言われてます。一度、Closeの危機があったけどRadioheadの援助で存続したとか。しないとか。Radiohead好きの友達にはたまらないハコなのです。町の中心からはものすごく遠くて、大学街を歩く事20分くらいかなー。遠かったです。ありましたZodiac。Oxfordは観光地だけれど、この辺りは本当に住んでる人が歩いてるって雰囲気でおもしろかった。ちらほら人がいるけど、まだ列ができていなかったので、ハコの記念撮影。後から見たら、写真に前座の人たちが写ってた。笑 向かいのOxfordでは有名なインディーレコードショップを冷やかして、Free paperをもらう。 それから、帰りのバス停を確認してから、開演までCafeにてお茶をして時間を潰す。本当はビール飲みたいところだけど、この緊張感で飲むと気分悪くなりそうだったので我慢する。窓の外をいかにもクーパーに行きそうなキッズのグループがたくさん通って行くの見ると、少しずつテンションがあがってくる。身支度して、開場30分前になったのでそろそろベニューに行く事に。行ってみると、結構並んでいる。ハコの周りをぐるっと取り囲んで並んでる!一番後ろに並ぶ。客は圧倒的に男の子が多い。クーパーのTシャツ着てたり、髪型がクーパーだったり。みんなかわいい。結構若い子が多いけれど、それに混じってちょっと年齢高めの人もいたりする。 今回はチケットはなくって、メールがチケットになってたんだけど、入り口で名前を言って、何人もあるリストの中からねーちゃんが私の名前を探し出して、人数確認して、さらに確認に郵便番号を言わされた。外国でいきなり郵便番号とか聞かれると焦る。でも凄く感じのいいねえちゃんだった。しかし、これ、前の方にならんでたら、すっごいイライラしただろうなあ。 中に入ると、予想通り結構狭い。キャパは500と書いてあったあり、700と書いてあったり。私の感覚だと、名古屋のクアトロくらい??ハコの右奥に物販がでてる。その奥にバーカウンターがあった。まだ一列目しかうまってなかったので、didx前2列目に落ち着いてみる。開演までMEWがかかってた。 8時すぎに前座のkomakino登場。ボーカルはカッコいいのにキモイ系の動きで、頑張ってました。かなり強引に手拍子煽ったりしてました。音は・・・。あんまり覚えてません。だって、次は待ちに待ったクーパーだし。 フジをキャンセルされて、ニュースも音源も何もでてなくて、私は待ちきれなくてUKに飛んでしまったわけだけど。とにかく待ちにまったライブ。それはUKのキッズにとっても一緒。去年の夏はUKのフェスには一つも参加せず、おまけに今年のグラストまでキャンセル。いったいいつまで待たせるの?って感じだったんだろうな・・・。ゆるゆるだったのに、前座が終わるといきなり人が詰まってくる。周りは男の子ばっかり。ヤバい予感がする。 新しい登場音?に合わせて、9時半過ぎについにクーパー登場!!!始まった瞬間、なんと左前の女の子が最前にスペースを作ってくれて、ここに入り!と言ってくれた。なんという良い子だろう!!本当に嬉しくて、私にしては極上のスマイルを返しておいた。本当にありがとう。didx前最前列。やばいっ。 didxはスーツ姿で出てきました。よく着ているチェックのシャツにネクタイしてます。素敵。途中でジャケットを脱ぎ、ネクタイ緩め、ネクタイをとり、シャツのボタンを開け、最後にはシャツの裾を出してと、と乱れまくってましたが。凄く痩せてた。あと、いつものベルトしてた。tomはオレンジのTシャツに黒のジャケットに黒のパンツ。ジャケットはすぐ脱いでた。Tシャツの後ろにはなぜかFujiと書いてありました。髪型がオールバックでおでこが凄く目立ってた。彼も痩せたなあ。benは水色のシャツに黒のパンツ。髪は茶色でインディーカット?に戻りつつありました。かっこよくなってた。よかった。できれば、お腹をなんとかしてもらえると嬉しいかも。今回はtomが前に前に出てきていて、その分benがものすごく地味に感じる。でも、機械を触ったり、ギターを弾く機会がとても増えていた。jonは黒Tシャツ。髪型が変わって、前髪があったような。danは黒いパンツにグレーのポロシャツみたいなのを着てた。キエランはジーンズにウェスタンシャツ。髪もヒゲも伸びて凄くかっこ良くなってた。なんで、こんなに服装の事書いてるんだろう・・・久しぶりだし、彼らの6人ずらっと並んだビジュアルもとても好きだからかな。まあいいや。 メンバー全員がステージに出たとたん、ものすごい歓声。ものすごい押し。ファンの熱い気持ちが会場に立ちこめてる。私も思わず胸が熱くなる。1曲目からいきなり新曲。後で、セット見たらWhat we might becomeという曲。しかも、tomがボーカルでギターもってセンターに立ってる!!ベンはどこに行った?と思ったらtomのポジションで機械いじってた。danがコーラス。これは壮大な印象の曲。クーパーに今までなかった広がりを感じる曲で、相変わらずクーパー節なんだけど、どこか明るさを感じてしまった。びっくりしたのがとにかく、tomが前に前にでてきていること。それに、ノリノリで壊れてました。このライブでも3曲センターでボーカルとってて、すごく気持ち良さそうにしていた。今まではノリノリでも機材に隠れて、ほとんど見えなかったり、ってことも少なくなかったのに。なんか彼の中に変化を感じた。 benが、戻って来れて嬉しい、と言うと客からも‘too long!' 'We 've been waiting for you' とか声が上がる。ほんとうに、ほんとうに、みんな、待ち望んでいたのですよ。2曲目はPromises Promises。待ってましたとばかりに、一気に盛り上がる。すごい歓声、合唱!!didxは相変わらず、大口開けて歌ったり(生声が聞こえてくる!!)座り込んでお酒飲んだり、やんちゃ。でもちょっとおとなしくなったかな??最後にdanのギターがトラブって、一番いいところでギターが聞こえなくって、ものすごく残念だった。 danがギターを変えて、チューニングをしてる間、tomがwho needs enemyを弾きながら、歌ってました。3曲目も新曲Damage。promises promisesに通じるようなちょっと変調気味なロックな曲。シングルになりそう。かっこいいです。サビのコーラスはキエラン以外全員がいれてたと思うけど、didxのコーラスがめちゃくちゃいい。とにかく、めちゃめちゃかっこいい。笑 4曲目はなんとdanがボーカルをとる新曲です。また新曲だよーん。俺がうたうよーん、といって始まった曲は、とてもメロディアスでサビのコーラスがとても印象的な曲でした。位置は左のまま。もちろん、didxもでっかい口をあけてコーラス。benはギターやってた。曲が終わって、didxが口から何かをプッっと下に出して、当たりそうなくらい近くに飛んできた。見るとガム。思わず、ええっ、て顔をしてdidxを見ると、ごめんごめんっていう表情。かわいい・・・。笑 続いてNew toys。イギリスだと、こういう曲でも合唱が起こるのね。そして、A.I.M。この曲好きなので、私が壊れる。かっこいいよー。古いのをやるよ、といって、Been training dogs。更にハードになってた。途中いいところで、ピタっと演奏止めるの、で客がわーーってなってまた演奏するってのをやってました。盛り上がる盛り上がる。かっこええーーー。 そしてまた新曲のDevil woman。danのめちゃくちゃカッコいいハードなギターのイントロから始まる。benの今までにない歌いだしが新鮮。DFA79のRomantic Lightに似てる、って思った。基本的にハードロックなんだけど、やっぱりサビはメロディアスで凄く奇麗なの。やっぱりクーパーなの。かっこいいです。そして、そして、Panzer Attack。didxが左に動いたので、来る!って思ったら、がらっとアレンジ変えてきました。めっちゃエレクトリック。tomのりのり。生き生きしてました。ながーーーーい、すごくかっこいい、イントロから始まる。歌いだしても、いつものガなり声じゃなくて凄く押さえて歌ってるの。全員で。新鮮。サビもPanzer Attackーってめっちゃ暗ーく言ってて。客が歌うから、tomがマイク向けてくれました。ためて、ためて、最後にdanのベースが入ってきて大爆発、って感じになってました。かなりイケてるアレンジだった。 そして、またまた新曲Take Comfort。確かB面の新曲と言ってたと思うんだけど。danが歌ってたような。ちょっと記憶が曖昧です。牧歌的な平和な感じな曲。(歌詞はわからないけど。)tomはアコースティックギターを弾いてました。didxはかわいくタンバリンをたたいてました。そして次は、トムが何も持たずセンターに来て、Not Quiet Enoughです。シングルB面で私の中では隠れた名曲で(別に隠れてないけど)ライブで聞きたかったので、めっちゃ嬉しかった。イントロなった瞬間、キャー、うぉーってなってたので聞きたかった人は多かったんじゃないかな。didxはキエランの方にいってちょっと暇そうだったような。tomはほとんど目を閉じて歌ってて、本当にかっこよかった。胸に沁みました。こういう曲をセットにいれるのも、良いと思った。 そして、更に新曲、House Of Cards 。メモには壮大part2と書いてある。本当に奇麗な曲で、イメージは月夜に海辺で聞きたいという感じ。笑 キエランの素敵なピアノイントロから始まるこの曲はtomボーカル。danとtomでギター弓引き?してます。かっこいいいいいいい。やばいです。benはtomの横でギター。didxはシンセいじってました。そういえば、どの曲か忘れたけれど、didxがシンセいじってて、分からなかったのか、うまくいかなかったのか、わからないけれど、tomにどうやるのー?って聞いてtomにやってもらってた。おもしろかった。そして、Music box、Talking to a brick wallと続く。Talking〜はとても好きな曲なので、私も歌う。最後のパートがめちゃくちゃ好きなんです。間奏のブルースハープをtomが吹いて、客からギャーーと歓声が上がる。私も思わず叫ぶ。 最後の曲はDid you miss me?ですよ。当たり前。benが、来てくれてありがとう、週末にフェスに来る人はフェスでね。って言って曲が始まる。これも皆歌う。最後に大大大爆発して終わる。というか、最後記憶がない。どんな風に終わったか、どんな風にメンバーが去って行ったか、全く覚えてない・・・。とってもとっても良いライブだった。素晴らしかった。今まで見たクーパーのライブの中でベスト3に入る!!!待ちに待った客の盛り上がりと、久々のライブで少し緊張感もあって、新曲ができて前向きなバンドとがかみ合った、熱い熱いライブだったと思う。はるばるココまで来てよかった、って思った。一つだけ残念だったのは、大好きなLet's Kill Musicをやらなかった事かな。でも曲が増えると共に、昔の曲がセットから外れていくのはしかたのない事だし、それはバンドの成長だから、嬉しい悩みかな。とにかく新曲がよい。いろいろとバラエティに富んでるんだけど、全部クーパーらしさ満載で。2ndは結構暗くて、通向け?な感じがしたけど、(それでもUK5位に入った!)次はもっと大衆にアピールできるんじゃないかな?そう願う。didxもインタビューで言ってたけど、完璧にpopに仕上がってるって。その通りだと思う。早く、きちんと完成させた音を聞きたい。 ライブ後、物販でTシャツ買ったり、お酒のみながら興奮しつつ友達と話していると、フロアにdidxとキエランが出てきた!昔からのファンに挨拶をしてるのを遠くから眺める。こっちに歩いてきたときに、固まってる私の為に友達がdidxに声をかけてくれた。話そうとした瞬間、他の男の子に声をかけられ、その子と少し話した後、ごめんね、って言ってしっかり向き直ってくれた。私も2,3言話しかけて、握手してもらって写真をとってもらった。後で写真見たら、私めっちゃ嬉しそうな顔してた。ありがとう、友達。一人だったら絶対声かけれなかったよ。本当にありがとう。didxは凄く感じよくて、すごーくやさしかった。なんか、前より落ち着いた印象。 その後ベニューをでると、メンバーが帰って行くところだったんだけど、普通の、しかもちょっと小さめの乗用車にメンバー乗り込んでて。後部座席に4人乗ろうとしてて、一番端の子なんて、(誰か分からなかった)座ってさえいなくって、中腰やったし。で、tomが座ってて、それにdidxが乗り込んで、更にキエランが乗り込んだけど、ドアが閉まらない。ファンの子が外から閉めてあげてました。笑 微妙に車体が沈んだ車はゆっくりと走り去って行きました。あの光景を思い出すと今でも笑える。いくら仲がいいからって、そんな小さい車に全員でのらなくても。笑 私たちもかなり幸せな気分で、帰る。もっともっとビールが飲みたくて、tescoに寄るが、お酒って11時までしか売ってくれないのね。買えなかった。日本のコンビニって便利なんだな。バス停には、酔ったキッズがいた。多分ライブに来ていたっぽい。少し待ってバスが来て乗り込む。ライブの余韻が熱い。2時前に宿について、友達と興奮して話してるうちに余韻のまま眠る。 〜set list〜 1. What we might become 2. Promises Promises 3. Damage 4. Waiting game 5. New toys 6. A.I.M 7. Been Training Dogs 8. Devil Woman 9. Panzer Attack 10. Take Comfort 11. Not Quiet Enough 12. House Of Cards 13. Music Box 14. Talking To A Brick Wall 15. Did You Miss Me?
by teamcooper
| 2005-08-24 00:52
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